韓国KTのプリペイドSIMカード～韓国最大手のKTだから安心！
吉村剛史（トム・ハングル）
2019/11/19 改:2019/11/19
近年では韓国旅行に役立つ様々なSIMカードが出ています。日本でも買えるような値段が安いものはもちろん、韓国の空港で購入するタイプのものもあります。安いものは不安だから、出来る限り安心して利用したいという方もいらっしゃるはず。
そんな方は、韓国大手通信会社のSIMカードを利用することをおすすめします。韓国の大手通信会社はSK telecomとKT ollehとLG U+の3種類がありますが、ここではそのなかでもKTのサービスolleh（オルレ）を取り上げてご紹介します。
日本で予約できるものも含めてご紹介します。
韓国の大手通信会社KTとは、もともとは国営の韓国通信（한국통신、ハングクトンシン）という企業。携帯電話の通信会社となっているため、日本でいうNTTドコモのような企業だといえるでしょう。大手のどの回線を使ったからといって大差はありませんが「安心感があるから選ぶ」という人はいらっしゃるはずです。
［KTのSIMカード（2019年11月現在は空港で購入可、ネット販売なし）］
大手通信会社のSIMカードで多く出まわっているものは、SK TelecomのSIMカードが多いので、そちらを利用するという手段もあるでしょう。SK TelecomのSIMカードについては以下のページでご紹介いたします。
KTのSIMカードのなかでも韓国主要空港の到着ロビーのカウンターで受け取るタイプは、使い方がわからない場合は係員と一緒にセットすることができ、万一使えないという場合にはその場でキャンセル可能なので、無駄になることはなく安心感があります。
●LINK KOREA（リンクコリア）
最初にご紹介するのは、LINK KOREA（リンクコリア）運営のサービス。4G／LTEの高速データ通信を無制限で利用可能（通話はチャージにより可能です。）。基本的にスマートフォンにSIMカードを挿入するだけで、すぐに利用できます。
なんと大きなメリットはデータ利用は無制限！動画を見たり、Web上にアップしたり、大量の写真を送ったりする人には安心です。高速データ通信を存分に使えるのがこのタイプ。
通常価格は、5日間で27,500ウォン（25ドル）、10日間で38,500ウォン（35ドル）、30日間で71,500ウォン（65ドル）なのですが、最近では値下げされています。スマホのデザリング機能を利用し、同行する家族や友人たちとWifiを共有するのもよいのかも。事前予約：LINKKOREA
LINK KOREA（リンクコリア）で同一のものと思われるサービスが、低価格で利用できます。こちらでは1日用が515円、5日用が2408円、10日用が3248円で利用可能（レートにより変動するのでご注意ください。とはいえ通常料金よりは安め。これらはKKday.comのサイトからお申込みいただくことにより、予約ができます。【韓国】KT Olleh 4GプリペイドSIMカード/ネット使い放題（韓国受取）（kkday.com）
※ちなみにKKday.comのサイトで予約・購入する場合は、仁川空港からソウル市内までの、空港鉄道やリムジンバスの乗車券も一緒に購入しておくと少しだけお得になります。
●KOREA INFOのデータ通信無制限タイプは電話もできる
KTのサービスのなかでも安心して利用できる会社が「KOREA INFO」という明洞にオフィスがある会社で、その後新村に移転したようですが、以前からPocket wifiを1日5,000ウォンを割る金額で提供しており、韓国通の人のあいだでは、非常によく知られている会社です。
こちらのタイプはデータ料金無制限に加えて、通話もできるタイプのSIMカード。料金は以下の通りになっています。27,500ウォン（1～5日）、38,500ウォン（6～10日）、71,500ウォン（11～30日）です（データ料金は2019年1月現在、1か月の使用時55,000ウォンに割引されています）。
こちらは韓国の電話番号での通話、および4G／LTEでのデータ通信ができることにメリットがあります。韓国の携帯電話をレンタルすることもでき、その場合は1日1,100ウォンです。SIMカードは主要国際空港で受け取り可能です。（事前要予約）：KOREAINFO
韓国で購入できるSIMカードのなかには、日本で購入できるタイプのものもあります。AmazonやYahoo!ショッピング、Q10などを通して、SIMカードを購入することができるので安心です。詳しくは以下のページをご覧ください。
- 韓国旅行に役立ちそうならシェア→
吉村剛史（よしむら・たけし） 1986年生まれ。ライター、他。1年8ヵ月のソウル滞在経験のほか、韓国100市郡以上・江原道全18市郡を踏破するなど、自分の目で見聞きした話を中心に韓国関連情報を伝えている。2021年1月にパブリブより初の書籍『ソウル25区＝東京23区』を出版。2022年に韓国語能力試験（TOPIK）6級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得。 ※韓国に関する記事制作やその他のご依頼もご相談ください。お問い合わせ 筆者プロフィール
