韓国のコンセントや電圧をチェック~事前準備が肝心!
 吉村剛史(トム・ハングル)
 2019/01/04 改:2019/07/23 

海外旅行する場合、スマートフォンやデジタルカメラの充電はどうすればいいの?と思う方が多いかと思います。日本の電化製品がそのまま使えればよいですが、実際にそのままでは使えない国が多いのも事実。

韓国では日本とプラグの形状が異なっており、電気製品を持っていったとしてもそのまま使えるわけではありません。変換プラグ、場合によっては変圧器を準備しておく必要があります。

以下では韓国旅行で役立つコンセント事情をご説明したいと思います。

韓国の電圧は220V、日本の電圧は100V or 110Vと異なる

韓国の電圧は220Vです。日本は100Vもしくは110Vのため、韓国とは電圧が異なります。そのため電気製品によっては、変圧器を利用しなければなりません。まずは電気製品の裏側に書かれているラベルを確認する必要があります。

しかしながらノートパソコンや、スマートフォンや、デジタルカメラなど旅行で使うような大半の製品は、対応する電圧が100V-240Vになっているため、変圧器を使わなくても構いません(対応していない可能性がある電子機器はドライヤーなどの製品です)。

使用可能な電圧が100V-240Vと表示されていても、変換プラグは日本で用意しておかなければなりません。

韓国ではCタイプかSEタイプが主流

日本の電化製品に差し込んで使う韓国の変換プラグはCタイプとSEタイプです。いずれかが使えないことがあるため、CタイプとSEタイプのセットを持っていくことをおすすめします。

ノートパソコンやスマートフォン、デジタルカメラなど充電するものの個数をあらかじめ考えておいてから、購入しましょう。プラグを購入する場合には以下のような商品があります。

  
[Amazon.co.jp]

最近では日本の100円ショップ・ダイソーでも購入することができます。ダイソーで購入できるのはAタイプ、Cタイプ、Oタイプの三種類。韓国に持っていくものはCタイプを用意しておけば、たいていは問題ないと思いますが、SEタイプも持っていくと安心です。

変換プラグを用意する際、大事なことは出発前に日本で準備しておくこと!日本の製品を韓国で使用する変換プラグですから、韓国の家電量販店で見つけるのは困難で、逆に日本で使えるプラグが販売されています(仁川空港にあるコンビニには変換プラグが販売されていますが、割高です)。

韓国のコンセントは勝手に充電してもいいの!?

充電する際は宿泊先の部屋のコンセントを利用することがほとんどだと思います。ただ外出先で充電したくなる場合があるでしょう。その場合はどのようにしたらよいでしょうか。

他人のコンセントを勝手に利用してしまうと、電気を盗んだことになってしまうため、日本では窃盗罪に問われるケースがあります。しかし韓国ではスマートフォンの充電程度であれば「そんな細かいことは気にしない」というのが普通です。もちろんマナーの問題もあり、街中のどこで充電しても良いわけではありませんが、飲食店やカフェ等を利用しているときには断りなくコンセントを使用していても、まず問題は起きません。

ただし「お店の承諾を得たほうが良さそう」と思う方のために、簡単に使えるフレーズをお教えしておきます。現実にはいろいろな言い回しが出来ますが、最も簡単そうなフレーズをご紹介しておきますのでお役立てください。

「充電してもよいですか」=”충전해도 돼요(チュンジョネド デヨ)?”
「コンセント使ってもよいですか」=”콘센트 써도 돼요?(コンセントゥ ッソド デヨ)?”

あとはジェスチャーを交えながら話せば、発音が悪くてもそれほど問題ではないでしょう。お店などであれば、よほどのことがない限り承諾してくれるはずです。

韓国で使える変換プラグ、事前準備を忘れずに

韓国へ持っていく荷物を準備しているとき、日本と同じ感覚で考えてしまって、充電のことまでは頭が回らない場合もあります。この記事をご覧になった方は、ぜひ事前にコンセントを購入して、準備しておきましょう。

※変換プラグをインターネットで購入する場合、注文するついでに現地で使えるスマートフォンに差し込むSIMカードを買っておくのもよいでしょう。

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