韓国ダイソー(DAISO)でバラエティ豊かなおみやげを~ハングル・韓国観光商品もあれこれ。
 吉村剛史(トム・ハングル)
 2018/12/21 改:2019/04/20 

日本でもおなじみ、韓国の1,000ウォンショップとしてよく知られるDAISO(다이소)。韓国のDAISOには、日本にはない可愛いものが揃っており、プチプラコスメが購入できたりもすることから、韓国を訪れる日本人観光客にも評判です。

もちろんそういったものを求めるわけではないくても、DAISOのような1,000ウォンショップは旅行中にも便利な存在です。「靴下や下着などが不足した!」というときには、手軽に買うことができます。

もちろん大型マートや東大門ファッションタウンへ行けば、衣料品を購入するのに全く困ることはないのですが、「靴下1足だけ購入したい」という場合にはこのようなお店が便利ではないでしょうか?

そんな韓国ダイソーとは、一体どんな存在なのでしょうか?

ダイソーは韓国企業!?全てある「ターイッソ(다 있어)」だ!?

韓国にあるダイソー(다이소)は、韓国企業という位置づけです。当初はアソン産業として1997年に設立。その後の2001年に日本の大創産業から投資を受けて以来、「ダイソー(다이소)」という名前を使っており、現在の社名は「アソンダイソー」。ロゴも異なり、販売されている商品も独自に調達しているようです。

韓国では有名な話ですが、ダイソーが韓国にできたころ、韓国人たちは「すべてある」という意味の韓国語「ターイッソ(다 있어)」だと思っていたとのこと。韓国オリジナルであることを特に疑うこともなかったようです。日本への旅行者が多い昨今では、日本の会社が元になっていることを知っている人も多いのではないか、と思います。

韓国のダイソーに入ると、”어서오세요 다이소입니다(オソオセヨ ダイソイムニダ)”という声が聞こえてきます。店舗にもよるとは思いますが、お店に入ると従業員の方が元気よく声をかけているので、フレッシュな気分!

実際に店内を見てみると、1,000ウォンの商品も多いとはいえ、1,500ウォン、さらにそれ以上の品物もかなり多くみられます。日本のダイソーよりも100円相当(1000ウォン)で買える品が少ないのではないか、と思うほどです。ちなみに韓国では内税(10%)表示のため、実際は日本より安いものも多いはずです。

※円換算は100円=1000₩で大まかな計算ができます。

ハングル商品や可愛い商品もいろいろ!

以下では、実際にダイソーの商品を見て見たいと思います。特に気になるのは韓国ならではのハングル商品ではないでしょうか。

●ギフトバック(500ウォン)
イチゴの小さなギフトバッグ。値段はなんと500ウォンという安さ!可愛い絵柄なので、プレゼントに使うにもよいでしょう。

韓国のダイソーにはこういった可愛い小物のほか、キャラクターグッズ(ムーミン、ミニオン、ペコちゃん)などの商品も取り揃えられています。買っていきたくなる気持ちもよくわかります。

韓国伝統商品もいろいろ!

最近では韓国伝統商品もあり、観光客が多い店舗にはそのようなコーナーも設けられています。そのなかからいくつか商品をピックアップ!

●封筒やハングルシール(各1,000ウォン)
封筒12枚セットは”사랑합니다(愛してます)”と書かれており、ピンク色でなかなか可愛いものです。女子中高生が手紙のやり取りをするのに使うのでしょうか?それとも?用途はいろいろ考えられます。

ハングルシールは韓国伝統商品のひとつ。まだ封を開けていませんが「ㅋㅋㅋ」というチャット用語の「www」に相当する文字が書かれています。これも1,000₩。

●韓国旅行のクリアファイル(1,000ウォン、3枚)
韓国旅行のクリアファイル。韓国旅行マニアとしては地方の観光地がたくさん出ていると嬉しいものです。平昌、安東のほか、保寧(マッド祭り)など外国人にも人気がある場所のイラストが印刷されたものです。

●ソジュのグラス(2,000ウォン、3つ)
ハングルが書かれた焼酎のグラスもなかなかよいもの。これでフルーツ焼酎を飲んだら、何杯でも飲めてしまいそう!むしろ飲みたくなりますね。これも韓国伝統商品として販売されているもののひとつです。

●独島グッズ(各1,000ウォン)
ついには独島(日本名:竹島)の商品まで。ボールペンやメモ帳などのほか、タンブラー(5,000ウォン)なども販売されていました。「果たして誰が買うの?」と思いましたが、単に愛らしいデザインが気に入って購入していく人はいるかもしれません。


『独島の主張』はもはや文化? 韓国の過熱ぶりから今見直す竹島問題」(海外ZINE)にて紹介。

ダイソーのインスタグラムを見てみよう!

韓国ダイソーのインスタグラムを見てみると、ほかにも様々な商品があることがわかります。

日本で購入できないようなものとしては他にも、キーボードなんかも人気だそうです。ひとつ5,000ウォン(約500円)ということですが、これもまた結構使えそう。

韓国語でブラインドタッチができれば、わざわざ必要ない(?)とも思えますが、韓国のパソコン用品を使うことで、テンションが上がる!という方には良いかもしれません。

韓国ダイソーで、日本にはない商品を見つけてみよう!

様々な商品が揃う韓国のダイソー。お菓子などはもちろん、文房具や日用品など身の回りの品が揃います。雑貨店で買うと高いようなものでも、日本円にして100円、200円なら何個も購入して友達にプレゼントすることもできます。ハングルがプリントしてあれば、韓国で買ったということも一目でわかります。

韓国ダイソーに出かけたら、日本のダイソーでは絶対販売されてないような韓国オリジナルな品物をぜひ見つけてみましょう!




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