咸陽

咸陽(ハミャン)郡は慶尚南道西部の郡で、全羅南道に隣接する。智異山にまたがる地域であり、大鳳山、白雲山、南徳裕山など山に囲まれ、渓谷や自然休養林など山間部らしさを生かした観光地が多い。南徳裕山では古くから山参(サンサム)の産地として知られており、毎年8月には咸陽山参祭りが開かれる。

咸陽8景のうち第1景指定の上林(サンリム)公園は、洪水対策で新羅時代に造成された韓国最古の人工林で天然記念物に指定。平地だが多くの種類の樹木や植物が生い茂る。季節にあわせて新緑や紅葉が美しいことはもちろん、夏には蓮の花、秋には彼岸花も咲く。蓮の葉がありふれた上林公園の周辺には、蓮の葉ご飯(ヨンニッパプ)のお店が集まっており、なかには蓮の葉を利用した冷麺を提供するお店もある。



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