金海

金海(キメ)市は、釜山広域市の西部に隣接する都市。釜山(プサン)観光の玄関口となる、金海国際空港がここに位置している。金海の「金」は穀倉地帯に由来するといわれ、古代朝鮮の加羅(伽耶)諸国のなかでも有力な、金官国(駕洛国)があった地である。このような歴史を持つだけに伽耶当時の遺跡地が数多く残っており、古代の歴史を知る観光地となっている。

西暦42年に金官国を建国した首露王の陵墓や、首露王陵や当時の生活の手がかりを知ることができる大成洞古墳博物館、古代の遺品が展示された国立金海博物館がある。洛東江の下流で栄えた文化の面影を感じることができる地である。

2011年には金海-釜山軽電鉄が開通し、金海空港や釜山市内からもモノレールで気軽に行くことができるようになった。



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