清道

    清道(チョンド)は慶尚北道南部に位置する郡で、北西部は大邱広域市に隣接する。70年代に朴正煕大統領政権下で行われた地域開発運動、セマウル運動の発祥の地とされる。闘牛は民俗遊芸として位置づけられ、90年代頃から闘牛大会が開かれている。これが全国的な規模にまで発展し、2011年からは公営ギャンブルとしての闘牛が行われている。会場では「牛券」が販売され、予想と勝敗結果に応じて配当が支払われる。毎年4月ごろには清道闘牛祭りが開かれ、全国で勝ち進んだ牛たちの熱戦が繰り広げられる。

    郡内北部では、特産品の柿を利用したワインを熟成させるワイントンネルが2006年にオープンした。また清道駅前にはドジョウ鍋の、チュオタンの飲食店街がある。味噌を入れず、ドジョウだけでない雑魚を使った自然らしいすっきりとした味わいだ。清道郡のハンジェ村はセリの産地として有名で、近辺の飲食店には特産物のセリをふんだんに使ったサムギョプサル店がある。



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